2011/08/03

アラスカクルーズ - Day 3

Jun. 12, 2011

朝8時に目が覚めると、船は最初の寄港地、ケチカンに到着していた。
Lidoで朝食を摂った後、ちょっと外に出てみると、結構肌寒い。 
小雨も降ったりして、典型的アラスカらしい天気とも言えるかな。


アラスカクルーズでの寄港地というのはほぼ決まっていて、ケチカンはもれなく寄港する街。
なので、来るのは4回目か…
しかし今回停泊している場所は、繁華街から結構離れた場所。 

主な寄港地についてはこちらのサイトに簡単な説明があるので、見てちょ。
アラスカクルーズ 寄港地ガイド

ちなみに、これらの街は基本的に人口も少なく産業も漁業程度なので、クルーズ船の寄港というのは、
まさにドル箱産業なのです。 

ちなみにこの写真の先はロイヤルカリビアン、セレブリティ、カーニバル、ディズニークルーズの船がいたので、全部で5隻ですね。
だって、一つのクルーズ船に約2000人が乗っているとして、それが5隻も来たらあーた、1万人ですよ。
地元にとっては札束がやってきたようなもんでしょう。(もちろん全員が降りるわけでは無いけど)
海辺の田舎町にとっては、どえらい経済効果なのです。

各寄港地では、クルーズ船からのオプショナルツアーも多数組まれていて、それもピンキリ。
市内を軽く回る程度のから、サーモンフィッシングだの、カヤッキングだの、水上飛行機で氷河の上に行くだの沢山あるのですが、ちょっとしたのだとすぐUS$100以上になってしまいます。
なので、そんなに毎回行ってられないのが我が家の実情。

それにアラスカは私達が住んでいるブリティッシュコロンビア州の真上ということで、気候も似ているし、ネイティブの人達も似てるので、ツアーの定番の木こりショーとかに行く気もしないし、鮭養殖場もねぇ…近所にあるしってことで、ちょっとその辺ぶらぶらする程度でいいやということに。

メインの繁華街といっても、数ブロックお土産屋がある程度なんですけどね。 少し離れていたので、そこまでは無料のシャトルバスに乗って行きます。 

土産屋も、ありきたりのものばかりだから飽きちゃって、国立公園管理局がやっているSoutheast Alaska Discovery Centerに行ってみた。 この手の所には、毎回行っております。
パークレンジャーがいて、色々説明してくれるし、自然や歴史についての展示もしている(有料)のですが、何といっても人が少ない(笑)。 お土産屋とかは大勢の人でごった返してますからねぇ… 

クマー
ベッカンコー!
この建物の中にあるブックストアに行ったら、人はいないし暖炉の前にソファーが置いてあって、アラスカの自然やオーロラのDVDを流しているもんだから、しばし休憩…してたら眠くなっちゃった!(笑)

上階から見たメインダイニング
雨も降ってきたので、船に戻ってLidoでランチ食べて、3時からはメインダイニングでアフタヌーンティーに行って、前日予約しておいたディナーの時間が5:15分に来たので又メインダイニングに行って…
確かにhato氏がコメントに書いていた通り、「稽古の無い相撲部屋」状態っすね(笑)。 

ダイニングルームでは前日8人席で落ち着いて食べれなかったので2人席を頼んで、そのウェイターが翌日のテーブルもリザーブしてくれたので結果的にずっとその席が指定席みたいになりました。

ホタテに弱い私はメインに「ホタテとなんとかのパスタ(失念)」を頼んだのですが、どこを探してもホタテが見つからなかったのでウェイターに「ホタテが見つからんのだけど…」と言ったら(必ずメインを食べている途中で「如何ですか?」と訊いてくるので)、キッチンに行ったウェイターが持ってきたのは「これでもか!」とホタテだけ(笑) もう、料理終盤だよ。 ちゃんと食べたけどさ。

ホタテ
下のコメントでのhato氏の質問に答える形にもなりますが、基本的に前日に配られる船内新聞で翌日のショーについて書かれているのですが、殆どタイトルとちょっとした説明だけなので、行って見てのお楽しみ、という感じです。 一週間に3回くらいはプロダクションショーと言って、船専属の踊り子さん達によるミュージカル的なショーがあり、その間にゲストの歌手やマジシャンだったりが来ます。

この日はカスタムメイドのギターやマンドリンを弾くミュージシャンと書いてあっただけなので見に行きませんでした。 後になって、行っとけばよかったかな…とちらっと思ったり。

タオルアニマルは…トビウオ???

==追記==

hato氏が食いついた木こりショー、実はSoutheast Alaska Discovery Centerの2階の有料展示室にある窓からちょっと見えるんですよね。 
まぁ、日本の木場の職人さん達がやってるのみたいなこと(と書くと職人さんに怒られちゃうかな)やってましたよ。 ウェブサイトを見つけたので、写真やビデオはそちらで見てちょ。
「ヘイ!お客さん!」ってやってたかは不明~
Great Alaskan Lumberjack Show

田舎の若者にも雇用を増やさないといかんしね。 木こりもこういうチャンスを与えれば、真面目に働くようになるのでしょう。(勝手な憶測)



1 件のコメント:

  1. ♪ホタテをなめるなよ~
    その日の分の食材、使いきっちゃおうって魂胆なのかと疑いたくなるけど、単に加減を知らないだけっぽいっすね(笑)
    マジックなんか、うちの親父大好きですからね。でも、そういうショーが終わった後に出演者が一般客に混じって食事してたりトイレで偶然隣になったりすると、すっごい気まずいって思っちゃうの私だけかな。ビックリしますよ、ロビーで宮史郎がカツラ外してるのに出くわしちゃったりしたら。船旅のゲストは寄港地で乗り込むのかな。お客と親しくするのはいいけど程々にして欲しい。
    土産物屋って、どうしても日本の感覚で言うと、おまんじゅう蒸かして湯気がもわ~っとか足湯とか漬け物とかそんなのだけど、そっちはそういう俗っぽさがない代わりに高額(といっても適正価格なんでしょうけど)なカウチンセーターとか家具とかそういうのしかないって勝手に想像してるけど、鮭の薫製とかそれなりに手頃なものも置いてますよね?
    オプショナルツアーは、私は街をぶらつくだけでいいわ。たぶん何を見ても新鮮だからってのもあるし、もちろん予算的なものもあるしで。でもカヤッキングはトライしてみたいな。1回も経験すりゃ気が済むと思う。
    数日前、山口県の日本海側だと思ったけど、旅行番組やってて、んで全く知らなかったんだけどその辺も景勝地で遊覧船が出ていて、これが松島と東尋坊を合わせた感じ?で、情緒がありつつ迫力もあってなかなか良かったのですが、上リンクの寄港地のマップを見るとそんな岩の間を通って喜んでるのとはスケール違いますね。
    木こりショー行きてぇ…「ヘイ!どなたかお客さん手伝ってくれないかな!そこの兄ちゃん!」とか。いいな。

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