2012/06/06

次のアラスカクルーズ

9日から行くクルーズは、前回使ったHolland Americaではなく、Princess Cruises社のダイアモンドプリンセスという船。

リンク先のWikiを読んでもらえばわかるとおり、Made in Japanのお船です。
同時期に作られて、火災を起こした際に入れ替わったサファイアプリンセス共々、この時期アラスカクルーズを運行していて、日本からのツアー客にも人気。
(今年は日本からのツアーは殆どサファイアプリンセスに行くみたいですが、どうかな?)
日本からの団体が沢山乗る場合は、日本人のゲストコーディネーターが乗船するようです。



この船に乗るのは、これで二回目。 前回は2004年だったかな? アラスカクルーズシーズンを終えて南下する時、VancouverからLAまで5日間のクルーズに乗りました。 その時日本からの団体も乗っていて日本語の案内も用意されていたのですが、日本の代理店を通した人だけとのことで、カナダから手配してきた私達は相手にしてもらえませんでした。 まぁいいけどさ。
乗客中日本人は私達だけというのが毎度のことですから。

バンクーバーを発着点とするアラスカクルーズには二つのパターンがあって、一つはバンクーバーから7日間かけてアラスカのアンカレッジ近郊の港まで行くのと、その逆コース。 この場合は片道は飛行機で行く必要があります。 もう一つはバンクーバーから7日間かけてアンカレッジまでは行かずにその手前でひっくり返ってバンクーバーに戻る、インサイドパッセージと呼ばれるコースがあります。(去年も似たようなこと書いたような気が…)

去年行った2週間コースがちょっと異色でした。

今回は右の図のように、7日間かけてアンカレッジ近郊まで行って、そのままもう7日間かけてほぼ同じコースをバンクーバーまで帰ってくるという、アラスカクルーズ王道コース往復してきます。 

それもこれも往復で激安だったからです。
リピーターにはクルーズ会社から、毎週のようにメールや郵便物でセール情報が送られてくるのです。  実際、半年カナダの自宅を留守にしていた間に溜まっていた郵便物の大半がクルーズ会社からのものでした(苦笑)。

で、ギリギリになると空室を埋める為に投売りをするのです。 それにまんまと引っかかったとw。

今回、私達が支払ったのは二週間で一人10万円以下でした。 これも部屋のカテゴリーによって料金が変わってきます。 私達が最初に選んだのは、”海側窓あり(テンダーボートが窓の外にある為に視界が遮られる)部屋” 。 この時に部屋を指定することが出来るのですが、そこで敢えて部屋を指定せずに ”このカテゴリーを最低保証”というのにチェックしておくと、もしもその上のカテゴリーで空室があった場合に、リピーターだとアップグレードしてもらえる可能性があります。 

普段は母の足のこともあるので部屋を決めてしまうことが多いのですが、今回はアップグレードにかけてみました。 このアップグレードというのも、同じカテゴリーの中で微妙に値段が違うのでその範囲内で少しマシな部屋へのアップグレードかもしれないし、ギリギリまでわからないので落ち着かないところもあります。

クルーズまであと5日を切った昨日、やっとアップグレードのお知らせというメールが来ました。
調べてみたら、案の定同じカテゴリー内でちょっとマシな部屋へというビミョ~なアップグレードで、まぁ満室だから仕方ないかと思いながら母に報告したら、その部屋が船の前の方だった為、元々のカテゴリーだと船の後ろの方で、レストラン関係がほぼ船の後ろ半分にあるからそっちの方が良かったと言う始末。 

メールには「この部屋を希望しない場合は48時間以内に連絡をするように。 その場合は最初希望したクラスの部屋になる。」と書いてあったので、クルーズ会社に電話して「この部屋がイヤな場合はどの部屋になりますか? できたら船の後ろの方がいいのですが…」と問い合わせてみたところ「もう満室で動かせないし、動かすとしてもウェイティングが溜まってるから…」と言われてしまったので、「じゃぁこの部屋のままでいいですぅ~」と気弱なアテクシはスゴスゴと電話を切ったのでした。

「やっぱ変更は無理だったよ。」と母に伝え、そのまま昼寝をしてしまい、目が覚めると又もやクルーズ会社からアップグレードのお知らせメールが届いていました。 「同じメール送ってきたんかい」とゴミ箱に棄てそうになりつつ部屋番号を見ると、アレ?フロアが違う?え??この部屋って何処よ?

慌てて船のフロアマップを広げてその部屋番号を探すと、なーんとベランダ付きの部屋に変わってました! しかも船の後ろの方。 リドの下(笑)。
「これは何かの間違いじゃなかろーか?」と、念の為にクルーズドキュメントやチェックインする荷物に付けるタグ等も全部調べたところ、その部屋番号に変わっていました。 

電話では、そんなの無理!って感じだったのに。 やれば出来る子だったのね!w

こういうアップグレードの例もありますというお話でした。

姉妹船サファイアプリンセスのアラスカクルーズ紹介ビデオ(約18分)があったので、ご興味のある方はどうぞ。 

ちなみに、こーゆーのを紹介するビデオで氷山が崩落するシーンがお約束のようにありますが、そんなに毎回は見れません。 見れたらラッキー!と思いましょう。 

あと私達は、ヘリだとか犬ぞりだとかスパだとかベランダでシャンパンブレックファーストだとか木こりショーだとか、そんな高くつきそうなことは一切しておりません。 慎ましく過ごしておりますので、あしからず~w



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